ポッドキャスト、今日こそは録るぞ。
そう決めてマイクの前に座り、録音ボタンを目の前にして15分。結局、何も喋れないままアプリを閉じる。そんな経験はありませんか?
私は今、まさにその「毎日配信の壁」にぶち当たっています。
リスナーの役に立ちたい、面白いことを言いたい。そう思えば思うほど、頭の中の「検閲官」が厳しくなり、言葉を喉の奥で止めてしまう。配信を続けることが、いつの間にか「楽しいこと」から「苦しいノルマ」に変わっていました。
そんな悶々とした日々の中で、あるネット記事が目に飛び込んできました。
それが、「ボイスメモ×NotebookLM」を組み合わせたAIジャーナリングです。
正直、最初は「また新しいAIツールか」程度に思っていました。でも、その内容を読み進めるうちに、私の「喋れない悩み」を根本から壊してくれる可能性に気づき、今、猛烈にワクワクしています。
もちろん、まだ実践はしていません。これを書いている今も、いざ録音ボタンを押すとなると、「これはリスナーに役立つ内容なのか?」と考えて手が止まってしまいます。
でも、なぜ私がこれほどまでにこの手法に惹かれ、希望を感じているのか。その理由を整理してみました。
なぜ「ボイスメモ」なのか?(配信者としての直感)
まず惹かれたのが、「書く」のではなく「喋る」という点です。
配信者にとって、一番のトレーニングは「喋る量」を増やすことだと言われます。でも、本番用のマイクに向かうとどうしても身構えてしまう。
ところが、このジャーナリングは「スマホのボイスメモに独り言を吹き込むだけ」でいいのだそうです。
例えば、こんな風に。
「えーと、1月28日の夜。今日はなんだか仕事が終わってから、ずっと心がモヤモヤしている。昼間に会議で言われた一言が引っかかってるのかな。
あ、そういえばランチのパスタは美味しかった。あそこのお店、いつも混んでるのにラッキーだったな。
……あー、ポッドキャスト、今日も配信できなかった。この罪悪感が一番しんどい。なんでこんなに難しいんだろう。完璧に喋ろうとしすぎてるのかな……。
まぁ、今日はもう疲れたから寝よう。以上。」
接続詞もいりません。オチもいりません。話題がパスタに飛んでも、最後は「寝よう」で終わってもいい。
この記事を読んでハッとしました。「配信の練習」をしようとするから苦しいのであって、「ただの独り言を記録する」という極限までハードルを下げた場所が、今の私には必要だったのではないか、と。
なぜ「NotebookLM」なのか?(情報のゴミが宝の山に)
でも、ただ独り言を録音するだけなら、今までもできました。決定的な違いは、そこに「NotebookLM」というAIを介在させることです。
NotebookLMの凄さは、アップロードした音声をAIが読み込み、自分専用の「知恵袋」にしてくれる点にあります。ネット記事によると、こんな使い方ができるそうです。
- 「支離滅裂な独り言」から「配信のネタ」を抽出させる
「今日の私の愚痴の中から、リスナーが共感してくれそうなエピソードを3つ選んで」と頼む。 - 「客観的なフィードバック」をもらう
「私の思考のクセは?」「最近の私のモチベーションはどう変化している?」と分析させる。
これ、配信者にとっては「自分を一番理解している構成作家」を雇うようなものではないでしょうか?
私が特に「これだ!」と思ったポイント
1. 「役に立つ話」をしようとしなくていい
ジャーナリングは100%自分のため。でも、NotebookLMを通せば、その「個人的な悩み」が「普遍的なコンテンツ」に変換されます。リスナーに寄り添う内容は、後からAIと一緒に作ればいい。そう思えたとき、あんなに重かった録音ボタンへの心理的ハードルが、ほんの少しだけ下がった気がしました。
2. プライバシーの壁を超えて本音が言える
「こんな本音を喋って、AIに学習されたら困る」という不安もありました。しかし、NotebookLMの規約を確認すると、ユーザーがアップロードしたデータは原則としてAIの学習には使われないと明記されています。
誰にも言えない配信の悩みや、ドロドロした本音をぶつけられる「安全な場所」がある。そこからしか生まれない「刺さる言葉」が、きっとあるはずです。
3. 自分の声を「リスナー」として聴く体験
自分の独り言をAIがポッドキャスト形式で要約してくれる「Audio Overview」機能。自分の人生を第三者の会話として耳から聴くことで、メタ認知が働き、喋りの客観性が磨かれる予感がしています。
おわりに:実験を始めてみます
「喋るのが難しい。毎日配信ができない」
そう悩んでいた私にとって、この「ボイスメモ×NotebookLM」は、単なる便利ツールではなく、「自分自身と対話するための、新しいマイク」のように見えています。
正直に言えば、まだ録音ボタンを押すのは怖いです。自分の支離滅裂な声を聴くのも、それをAIに見せるのも、どこか気恥ずかしい。
でも、この記事を書きながら、私の指はすでにスマホのボイスメモアプリをいつでも開ける場所に配置しました。
まずは今夜、1分だけ。
誰にも聞かせない、支離滅裂な「今日の私」を録音することから始めてみます。
その結果、私の配信がどう変わるのか。あるいは、やっぱり「喋れない」のか。
その実験の記録も、またここでシェアできればと思います。
もしあなたも、マイクの前で凍りつく日々を送っているなら、私と一緒にこの「AIという名の相棒」を信じて、最初の一歩を踏み出してみませんか?
この記事を書いた人|ミライジュウ
メディア関連企業の業務部長。ラジオ演出30年の経験を経て、
「50代からでも“1円を生む力”は育てられる」と信じて発信中。
毎朝4時起きでランニング・筋トレ継続中。
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