引き寄せの法則は本当だった。人間は光を発して共鳴する|ポップ博士の科学的検証

世の中には「引き寄せの法則」という言葉が溢れています。
「願えば叶う」「ワクワクしていれば運命が変わる」。
多くの人はそれを、ある種、幸運を待つ“魔法”のように捉えています。

しかし、目に見えない「波」を扱い、放送現場の最前線に立ってきた私からすれば、引き寄せの法則は決して魔法などではありません。

それは極めてロジカルで、物理法則の延長線上にある「周波数制御」の話です。

話は、量子力学と、ある物理学者の研究から始まります。

科学が証明した「人間から放たれる光」の正体

まず、量子力学の基本的な前提を押さえておく必要があります。

私たちが触れている机、身体、空気。
これらは一見すると「固体」に見えますが、ミクロの世界ではまったく違う姿をしています。

量子力学によれば、あらゆる物質は粒ではなく、
確率的に振る舞う波(量子)として存在しています。

電子も、原子も、分子も、
位置が確定した「点」ではなく、
常に揺れ動くエネルギーの波です。

つまりこの世界は、
固定されたモノでできているのではなく、
振動するエネルギーの集合体として成り立っています。

人間の身体も例外ではありません。
細胞、DNA、神経活動までもが、量子的な振動現象の上に存在しています。

この「生命の振動」を、実験によって可視化したのが、
ドイツの物理学者、フリッツ=アルバート・ポップ博士でした。

ポップ博士は、人間の細胞一つひとつから、
極めて微弱な光が放たれていることを突き止めました。

これをバイオフォトン(生体光子)と呼びます。

これはホタルのような特殊な発光ではありません。
私たちは全員、24時間、無意識のうちに光子を放射し続けています。

さらに重要なのは、その光がランダムではないという点です。

ポップ博士の研究によれば、
バイオフォトンは細胞核のDNAを光源とし、
レーザー光のように位相が揃った「コヒーレンス(干渉性)」を持っています。

これは量子物理でいう「秩序ある波動」です。

ポップ博士は、次のように結論づけました。

「この光こそが、細胞間で情報をやり取りする通信媒体である」

つまり、私たちの感情や思考、意識は、
電気信号だけでなく、
量子的な光の波として体外へ放射されているのです。

「波とは何か」を問い続けた無線技士の視点

このポップ博士の研究に触れたとき、
私の中で強烈な「腑に落ちる感覚」がありました。

なぜなら、私のこれまでのキャリアそのものが、
この「波の制御」だったからです。

私はかつて、ラジオのディレクターであり、
その前はスタジオの音を司るミキサー、
そして無線中継の技術担当でした。

国家資格である第1級陸上特殊無線技士を持ち、
放送局が管理するハイパワー無線機による、
電波の飛び方、減衰、干渉、ノイズを、
日常的に扱っていました。

実務の中で、私はあるワードがずっと気になっていました。

「波動とは、いったい何なのか?」

目に見えないのに、確実に空間を震わせ、
情報を運び、時に増幅し、時に打ち消される。

量子力学とバイオフォトンの話は、
その問いに一つの答えを与えてくれました。

人間の意識もまた、
無線と同じ物理法則の中で振る舞っている。

メトロノームが同調するように、人は影響し合う

物理学には共鳴(レゾナンス)という現象があります。

複数のメトロノームを同じ台の上に置くと、
最初はバラバラだったリズムが、
やがて同じ周期に揃っていきます。

量子の世界でも、
波は似た波と接すると同期します。

人間のバイオフォトンも同じです。
似た周波数を持つ人同士は、
無意識のうちに共鳴し合います。

これが「類は友を呼ぶ」の物理的な正体です。

ラジオの周波数を合わせるように、現実を「選局」する

ラジオを聴くとき、
私たちは放送局を探しているわけではありません。

自分のダイヤルを、
聴きたい局の周波数に合わせているだけです。

引き寄せも、まったく同じ構造です。

今あなたが見ている現実は、
あなたの意識が合わせているチャンネルなのです。

「人間放送局」の運用が人生を変える

発信もまた、周波数の問題です。

言葉より先に、
人はその人の放つ波を受信しています。

本音とズレた発信は、
ノイズとして必ず伝わります。

あなたは今日、何を放送しますか?

引き寄せとは、
魔法でも偶然でもありません。

自分の量子的な発振器を整え、
意図した周波数で世界と共鳴しにいく行為
です。

ほんのわずかなチューニングで、
受信する現実は変わります。

あなたの「人間放送局」は、
今日、どんな番組を世界に流しますか。


この記事を書いた人|ミライジュウ

メディア関連企業の業務部長。ラジオ演出30年の経験を経て、
「50代からでも“1円を生む力”は育てられる」と信じて発信中。
毎朝4時起きでランニング・筋トレ継続中。
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