習慣化は意志ではなく“仕組み”で決まる|50代から始める人生を変える習慣術

「どうせ三日坊主になるに決まってる…」

そんなふうに、自分にブレーキをかけていませんか?

何かを始めたいと思っても続かない。

忙しさに追われて、気づけば何も変わらないまま毎日が過ぎていく。

特に50代・60代ともなると、人生の後半戦に焦りや迷いを感じることもあるでしょう。

でも、安心してください。

続けられないのは、あなたの意志が弱いからではありません。

続けられる人には、ちょっとした“仕組み”があるだけです。

私は2017年から毎朝4時に起きて5kmのランニングと筋トレをずっと続けています。

高校時代に陸上部だったこともあり、走るのは好きです。

さらに、2019年に大型バイクの免許を取り、YAMAHA MT-09でツーリング先でもランニングするのが週末の習慣になりました。

なぜ続けられるのか?

どうすれば、自分を律し、積み上げる人生に変えられるのか?

今回は、私の体験をもとに「習慣化のコツ」を心理学・行動科学の視点も交えてお伝えします。

習慣化は「意志」ではなく「仕組み」で決まる

人は「やるぞ!」と意気込んで始めても、意志の力だけで継続するのはとても難しい。

なぜなら、意志は筋肉のようにすぐ疲れてしまうからです。

朝の冷たい空気、前日の疲れ、ちょっとした誘惑…。

そのどれか一つでもあれば、「今日はやめておこう」と思ってしまうのが人間です。

私が習慣化できた最大の理由は、意志に頼るのをやめて**「仕組み」で続ける**ようにしたからです。

朝4時に起きるのも、5kmを走るのも、「決めた時間にやる」とルール化しているだけ。

その時間になると、迷わずに体が動く。もはや“自動運転”のようなものです。

私は高校時代、陸上部で中長距離(1500m・5000m・3000m障害)をやっていました。

当時はただひたすらに走るのが好きで、走ることで自分を高められる気がしていました。

「好きなこと」を起点にする習慣は強い

社会人になってからも、「また走りたい」という気持ちはずっとありました。

だからこそ、ランニングを習慣にするのは自然な選択でした。

さらに2019年、大型バイクを手に入れてからは、週末にソロツーリング+ランニングという楽しみも生まれました。

絶景の中で走る。これがもう最高に気持ちいいんです。

「好きなことをベースにした習慣」は無理なく続きます。

頑張ってるつもりもなく、気づけば「もう何年もやってるなあ」となる。

習慣は“楽しさ”とセットにすると、人生の一部になります。

習慣を続ける“心理的トリガー”の作り方

習慣を身につけるためには、「トリガー(きっかけ)」を作ることがとても重要です。

私の場合、トリガーは「朝4時に起きたらまずウェアに着替えること」。

これが行動開始のスイッチです。

心理学的には、「ある行動の前後に決まった動作を入れる」ことで、脳が自動的にその流れを覚えるようになります。

この仕組みを「習慣のループ」とも呼びます。

  • トリガー(朝4時に起きる)
  • ルーチン(ウェアを着て走りに出る)
  • 報酬(気分がスッキリする、朝から充実感)

このループが定着すれば、「今日はどうしよう…」と迷うことがなくなります。

迷いがないというのは、継続にとって最強の武器です。

習慣が「稼ぐ力」になる理由

副業、ブログ、投資、勉強、情報発信…

何をやるにしても、成果が出るのは“続けた人だけ”です。

たとえばブログ。最初は誰にも読まれないかもしれません。

でも記事をコツコツ書き続けることで、検索に載るようになり、少しずつ収益が発生していきます。

投資も同じです。毎月決まった額を積み立てるだけでも、10年後には大きな差になります。

でも途中で「やっぱり無理だ」とやめてしまったら、その差はゼロになってしまいます。

「継続する力」は“稼ぐ力”の土台です。

これはスキルや知識よりも、ずっと差が出る部分だと私は思っています。

そして、習慣が強い人は「ブレない」から信頼されやすい。

これは、キャリアや副業のチャンスにも直結します。

一歩踏み出す習慣が、未来を変える

私がランニングや筋トレを続けられているのは、意志が強いからではありません。

ただ、“行動が起きる仕組み”を作ってきただけです。

そして今、あなたにもその「最初の一歩」が踏み出せます。

1日5分でも、1行の日記でも、ブログのタイトルを考えるだけでもいい。

小さな習慣が、人生を変えていきます。

習慣は、“昨日までの自分”に勝ち続けるための最高の武器です。

このブログでは、50代・60代の方が「稼ぐ力」や「学び直しの力」をつけていくための情報を発信していきます。

もしあなたが「何かを始めたいけど、続くか不安…」と思っているなら、ぜひ一緒に進んでいきましょう。

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