なぜあなたのスキルは売れないのか?50代から始める“選ばれる個人ビジネス”の作り方

人生100年時代。
会社員にとって「定年」は、もはや引退ではありません。

特に50代は、これまで培ってきたスキルを
「会社のため」から
「自分の責任で、社会のために使う」
フェーズへと切り替える、大切な準備期間です。

ところが、いざ個人でビジネスを始めようとすると、
多くの人が同じ壁にぶつかります。

「なぜ、自分の経験は売れないのか?」

スキルも実績もある。
人より努力もしてきた。
それなのに、商品としては選ばれない。

その謎を解くヒントをくれるのが、
脳科学者・苫米地英人氏と、天台宗大僧正・荒了寛氏の共著、
『煩悩の教科書』です。

煩悩は、あなたをダメにするものではない

この本が語るのは、少し意外な真実です。

煩悩とは、
消すべきものではなく、
人生を動かすエネルギーそのものだということ。

「培ったスキルを無駄にしたくない」
「自立して責任ある仕事を続けたい」

その奥には、
「もう人から指図されたくない」
「自分が有能であると証明したい」
という、とても人間的な欲求が眠っています。

それを、恥じる必要はありません。
それこそが、あなたがここまで生き延びてきた原動力だからです。

問題は、そのエネルギーの向きです。

もしビジネスがうまく回っていないなら、
その煩悩が「自分」という小さな枠の中で
グルグル回っていないかを、疑ってみる必要があります。

自分の承認。
自分の収入。
自分の不安。

そこだけに意識が向くと、
どんなに良いコンテンツでも、
「誰かを救う温度」が消えてしまうのです。

50代は、煩悩の“向き”を変える年齢

会社員である限り、定年は必ずやってきます。
そこでキャリアをリセットしてしまうのは、
あまりにももったいない。

本書が教えているのは、
煩悩を捨てることではなく、
煩悩の向きを変えることです。

荒了寛氏は、これを
「自利利他(じりりた)」
と表現します。

自分が自由になりたい。
有能でありたい。
評価されたい。

その欲(自利)を、
「その力で、誰かの悩みを解決したい」
という欲(利他)へと転換する。

この主語の切り替えが起きたとき、
あなたのスキルは、
「商品」から
「必要とされる存在」へと変わります。

煩悩は、合気道のように使え

独立を考えた瞬間、
私たちは不安に支配されます。

「失敗したらどうしよう」
「ちゃんと実績を作らなければ」

この力みによって、
人はますます動けなくなります。

ここで使うべきなのが、合気道の発想です。

合気道は、相手の力を力で押し返しません。
相手の勢いを受け取り、
そのまま自分の望む方向へと導きます。

煩悩も同じです。

「認められたい」
「稼ぎたい」

そのエネルギーを消そうとするのではなく、
「だから誰かを助ける」方向へ流す

その瞬間、煩悩はノイズではなく、
推進エンジンに変わります。

無理にいい人になる必要もありません。
自然体のまま、
他者に向かって力を流すだけでいい。

それが、
選ばれるビジネスの正体です。

あなたの欲は、誰かの救いになる

自立したい。
責任ある立場でいたい。
誇りを持って働きたい。

その欲を、どうか否定しないでください。
それは50代からの人生を動かす燃料です。

「自分のため」から
「あの人のため」へ。

このベクトルの転換が起きたとき、
あなたの経験は、
世界で一つの価値に変わります。

そして、
その価値こそが、
自然と選ばれる個人ビジネスを作るのです。

この記事を書いた人|ミライジュウ

メディア関連企業の業務部長。ラジオ演出30年の経験を経て、
「50代からでも“1円を生む力”は育てられる」と信じて発信中。
毎朝4時起きでランニング・筋トレ継続中。
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