コンテンツビジネスは「ひとり」だから成功する!50代会社員が定年後に稼ぐための最短ルート

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世の中には「ビジネスは仲間とやろう」「コミュニティで切磋琢磨しよう」という言葉が溢れています。
もちろん、仲間と励まし合い、相乗効果を生み出すスタイルは素晴らしいものです。それができる人を、私は心から尊敬します。

しかし、私はあえて、別のスタイルを提案したいと思います。

「コンテンツビジネスは、ひとりだからこそ成功する」

これは、正解・不正解の話ではありません。向き・不向きの話です。
特に、組織の中で日々、人間関係や調整業務に誠実に向き合っている私たちのような50代の会社員にとって、「ひとり」という環境は、何よりも贅沢で、効率的な選択肢になり得ると私は考えています。

私がこのブログを書き続けてこられた理由はただ一つ。「誰にも合わせず、すべて自分で決め、自分のタイミングで走ってきたから」です。

なぜ、私が定年後を見据えたビジネスで「完全ソロ」を選んだのか。FP・簿記の有資格者としての視点も交えつつ、その「心地よさ」と「合理性」についてお話しします。

1. 「気遣い」からの解放

私たちは会社員として、長年組織の中で働いてきました。組織で仕事をするということは、常に「周囲への気遣い」が求められるということです。

上司の意向を汲み、同僚と歩調を合わせ、関係部署に根回しをする。
会社という大きな船を動かすためには、この「調整」や「配慮」は不可欠であり、尊い仕事です。

ただ、簿記の視点でドライに見れば、これらは「利益には直結しない調整コスト」とも言えます。

チームでビジネスをする場合、当然そこにはこの「調整コスト」が発生します。仲間との素晴らしい化学反応が起きる一方で、その維持にはエネルギーが必要です。

  • 「今度の記事の方向性、どう思う?」と相談する時間。
  • 「週末に打ち合わせしよう」とスケジュールを合わせる手間。

これらはチームワークに必要な経費ですが、私のような人間にとっては、少々荷が重く感じることがあるのです。

個人の副業や、定年後のビジネスくらいは、もっと身軽でもいいのではないでしょうか?
「ひとり」であれば、この調整コストはゼロです。思いついた瞬間に書き始め、違和感があればその場で書き直す。この圧倒的なスピード感と自由さは、一度味わうと手放せません。

2. 誰もあなたのライン取りを邪魔しない

ここで少し、私の趣味であるバイクの話をさせてください。

休日にひとりで峠道をツーリングしていると、楽しそうに集団で走る「マスツーリング」のグループとすれ違います。仲間とインカムで会話しながら走るのも、バイクの楽しみ方の一つでしょう。

ですが、私は「ソロツーリング」を愛しています。
なぜなら、自分のリズムだけで走れるからです。

集団には集団のペースがあります。しかし、ビジネスもバイクも、最適な速度は人それぞれ違います。
若手起業家のスピード感や、専業主婦の方の発信量。どれも素晴らしいですが、本業を持つ50代の私が無理にそこへ合わせようとすれば、どうなるか。

生活のバランスを崩し、本業に支障をきたし、最悪の場合は心身ともにクラッシュしてしまうかもしれません。

バイクは、自分の体重移動だけでバランスを取り、コーナーを抜けていく乗り物です。
コンテンツビジネスも同じです。
自分の可処分時間、自分の体力、自分の知識。これら自分自身のリソースだけでバランスを取り、自分の選んだライン(戦略)を走る。

失敗しても、「あそこでアクセルを開けすぎたな」と自分の責任として納得できる。
この「自己完結した責任の心地よさ」こそが、大人の趣味であり、大人のビジネスの醍醐味ではないでしょうか。

3. 「スキマ時間」は自分だけのもの

現実的な話をしましょう。
私たち現役世代がブログを書く時間は、どこにあるのか。

それは、通勤電車の15分、昼休みの20分、あるいは家族が寝静まった後の30分です。
この細切れの「スキマ時間」を縫い合わせるようにして、コンテンツを紡ぎ出しています。

誰かと組むことが悪いわけではありません。ただ、相手がいる以上、相手の時間も尊重しなければなりません。
「今、時間が空いたから5分だけ打ち合わせしたい」と思っても、相手にも都合があります。

結果として、「今度の土曜日にまとめて話そう」となることもあるでしょう。
しかし、「ひとり」なら、電車を待つホームでの3分間さえも、誰の許可も要らず生産的な時間に変えることができます。

「日々の仕事の合間にネタを考え、帰宅して急いでブログを書く」

この疾走感のあるスタイルは、他者が介在しないからこそ成立する、私たち世代の特権的な働き方なのです。

4. 利益の最大化とキャッシュフロー

最後に、「お金」の話をします。

定年後のビジネスにおいて、私が重視しているのは「売上の規模」よりも「利益率の高さ」「身軽さ」です。

チームで大きなプロジェクトを動かし、大きな売上を作るのもビジネスの醍醐味です。しかし、そこには経費や配分といった複雑な計算も付随します。

一方、ひとりビジネスの損益分岐点は極めてシンプルです。
売上がすべて自分のものになるだけでなく、経費のコントロール権も100%自分が握れます。

「今月は少し収益が出たから、新しい参考書を買おう(投資)」
「今月は売上が少ないから、有料ツールのランクを下げよう(コスト削減)」

この財務判断を、誰の承認も得ずに即座に実行できる。
FP・簿記の知識を持つ私にとって、この「意思決定スピードとキャッシュフローの直結」は、経営的に見て非常に健全であり、何よりストレスがありません。

5. 孤独ではない、「孤高」であれ

「ひとりだと寂しいのではないか?」
そう思う方もいるかもしれません。もちろん、賑やかなのが好きな方には、ひとりは退屈かもしれません。

しかし、ブログを書き続けてきた私からすれば、孤独を感じることはありません。
記事を通して、読者との対話が生まれるからです。
自分の書いたコンテンツが、誰かの役に立ち、感謝される。その手応えをダイレクトに感じる喜びは、何物にも代えがたいものです。

無理に群れる必要はありません。
自分のペースを乱してまで、誰かの後ろをついていく必要もありません。

私たちは、会社という組織で十分に協調し、役割を果たしてきました。
これからの人生、ビジネスの世界くらいは、自分だけのハンドルを握り、自分の好きな景色の中を、自分のペースで走り抜けようではありませんか。

さあ、ひとりで成功する勇気を持ちましょう!

この記事を書いた人|ミライジュウ

メディア関連企業の業務部長。ラジオ演出30年の経験を経て、
「50代からでも“1円を生む力”は育てられる」と信じて発信中。
毎朝4時起きでランニング・筋トレ継続中。
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