ゼネラリストが勝てる方法とは?50代が身につけるべき「AI×多職種経験」という未来

「自分には、これといった専門性がない」
「あの人といえばこれ、という看板がないまま50代になってしまった」

そんな感覚を抱えながら、キャリアの後半戦に差しかかっている人は少なくありません。 努力はしてきた。経験も積んできた。 それでも「何者でもない気がする」。

しかし、ここで断言します。 ついに、ゼネラリストの時代が来ました。

AIの登場によって、これまで「器用貧乏」と呼ばれてきた生き方が、 「最も市場価値の高い才能」へと変貌したからです。

この記事では、安藤広大氏の『とにかく仕組み化』の考え方と、 私自身が200記事をAIと共に書いてきた実体験をもとに、 なぜ今、50代のゼネラリストが最強のポジションに立てるのかを解き明かします。


会社員時代|AIがゼネラリストを「全方位スペシャリスト」に変える

組織における「優秀さ」とは何でしょうか。 安藤広大氏は著書の中で、こう言い切っています。

「優秀さとは、その組織に入ることで、いかに適応し、成長するかです。『仕組み』によって組織に合わせていく能力です。」

これまでの会社員は、異動のたびに「学び直し」というコストを支払ってきました。 営業から管理、現場から本社へ。 そのたびに、専門用語と業界慣習をゼロから覚え直す必要があった。

しかし今、その前提が崩れています。 AIが「専門知識の壁」を破壊したからです。

専門知識は、もう自分で抱え込む時代ではない

たとえば、営業一筋の人が突然、IT部門や経理を統括する立場になったとします。 以前なら、用語を理解するだけで数か月かかりました。

今は違います。 AIという「知の図書館」に向かって質問すれば、その分野の論点、リスク、常識を一晩で吸収できる。

ゼネラリストにとって、これは革命です。 「何も知らない」状態から「全体像を把握している」状態まで、 ほぼゼロコストでジャンプできるようになったからです。

複数の経験が「最強のプロンプト」になる

AIを使いこなす鍵は、専門知識ではありません。 どんな問いを投げるかです。

現場の苦労を知っている。 顧客のわがままを経験している。 収支の厳しさを理解している。

こうした複数の視点を持つ人は、AIにこう指示できます。

「技術的にはこれが正しいが、現場負荷と顧客満足と利益率を考えた最適解を出してほしい」

これは、単一の専門家には出せない問いです。 ゼネラリストの頭の中にある“複眼”こそが、AIを最も賢くする燃料になります。

AIによって、ゼネラリストは 「何でもそこそこできる人」から 「すべてを統合して意思決定できる人」へと進化したのです。


挫折を越えた200記事|AIとの格闘が教えてくれたこと

私自身、ブログ運営で一度、完全に止まりました。 原因ははっきりしています。

「何かに特化しなければ価値がない」 その強迫観念でした。

テーマを絞り、専門家になろうとした瞬間、 ネタは枯れ、言葉は出なくなった。

そこから流れを変えたのが、AIでした。

AIは「文章」を作る装置ではない

AIに丸投げした文章は、誰の心にも刺さりません。 なぜなら、それは「無菌室で作られた言葉」だからです。

私がやったのは逆でした。 自分の荒い原稿をAIに投げ、こう言い続けたのです。

「これは上からの目線が強すぎる。現場全体で行動している感を追加して」 「舞台プロデューサーだった頃の本番前の高揚感を、この段落に入れてほしい。どういう場面かというと・・・」

AIは、私の過去の経験を素材として再構成していきます。 このプロセスは、単なる編集ではありません。 自分のキャリアを掘り起こす作業です。

その結果、200記事以上が積み上がり、 ようやく収益という「答え」も出ました。

特化したからではありません。 自分の広い経験を、AIで翻訳できるようになったからです。


定年後|ゼネラリストが最強になる「ひとりビジネス」

そして、ゼネラリストが会社員としてAIを使いこなした先にあるのが、 コンテンツビジネスという舞台です。

一人でビジネスをやるということは、 制作、営業、経理、広報、すべてを一人で回すということ。

つまり、ゼネラリストのために設計されたゲームです。

あなたがこれまでやってきたこと。 現場、調整、管理、企画、交渉。

それはすべて、 「自分の知恵を商品に変えるための下地」でした。

AIは、その経験を 「売れる形」にパッケージする装置です。

50代、60代のキャリアは、終わりではありません。 仕込みの完了です。


結論|平均を極めた人間だけが、唯一無二になる

「平均も突き詰めると、個性です。」

書籍「とにかく仕組み化」に出てくるこの言葉。

一貫性がないように見えるあなたの履歴書は、 AIという接着剤を得て、 誰にも真似できない知恵の集合体になります。

「これしかできない」スペシャリストが不安を抱える時代に、 「何でもやってきた」人間が自由になる。

今の仕事で、AIを使い倒してください。 専門外の仕事を、自分の土俵に引き込んでください。

その試行錯誤のすべてが、 将来あなたが売る“物語”になります。

この記事を書いた人|ミライジュウ

メディア関連企業の業務部長。ラジオ演出30年の経験を経て、 「50代からでも“1円を生む力”は育てられる」と信じて発信中。 毎朝4時起きでランニング・筋トレ継続中。 ▶︎ 運営者プロフィールはこちら

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