「会社を辞めたら何も残らない…」という不安が広がっている
終身雇用が崩れ、副業やリスキリングが当たり前になった今、
「このまま会社にいても、将来が不安だ」と感じる50代は少なくありません。
「できれば会社に依存せず、時間にも縛られず、定年後も働ける力をつけたい」
そう思ってはいても、
「特別なスキルがない」「今さら何ができるのか」
と、行動できずにいる人も多いのが実情です。
“稼ぐ=がめつい”という思い込みが、行動を止めている
多くの人は、「稼ぐこと」に対してどこか抵抗を持っています。
がっついているようで恥ずかしい、お金の話はいやらしい…
そんな感覚が、行動のブレーキになってしまっているのです。
また、稼ぐ=起業やフリーランスという極端なイメージもあるため、
「会社を辞めなければできない」と思い込んでしまう人もいます。
けれど本当は、もっと小さく、もっと自分らしく始められる方法があるのです。
“どこでも通用する力”を育てるという視点
そんなとき、ひとつのヒントになるのが
株本祐己さんの著書『稼ぐことから逃げるな 若者たちに伝えたい「個の時代」を勝ち抜く方法』です。
この本では、「ビジネス戦闘力」という言葉を使って、
“会社に頼らず、自分の力で生きていくスキル”の必要性を説いています。
会社の評価や肩書きではなく、
どんな場所でも価値を生み出せる力こそが、これからの時代に求められる実力だと。
そして何より印象的なのが、
「稼ぐとは、誰かを潤わせること」という視点。
お金は、貢献の“結果”としてついてくる。
そう捉え直せば、稼ぐことへの後ろめたさは自然と消えていきます。
50代からでも、“武器”はつくれる
とはいえ、「スキルを掛け合わせて希少性を高めよう」と言われても、
そもそも「掛ける元のスキルが見つからない」という人も多いはずです。
でも、それは“スキルの定義”が狭すぎるからかもしれません。
たとえば──
- 職場でよく頼られること
- 苦にならずに続けていること
- 人から「助かった」と言われた経験
- 後輩に自然と教えていること
- 自分が話すとき熱を込められるテーマ
こういった「名前のつかない得意」は、すべて“掛け算の素材”になります。
無理にスキル同士を掛けなくても、まずは「ひとつの得意」を誰かのために使ってみること。
Excel、PowerPoint、人の話をまとめる力、整理整頓が得意、声が通る──
それだけでも「役立つ場面」は必ずあります。
最初は“足し算”ではなく、“そのままの自分”を小さく提供してみること。
そこから「何が喜ばれるのか」が見えてくると、やがて自然に掛け算が始まります。
“稼ぐこと”は、自分を活かすということ
稼ぐことは、誰かを出し抜くことではありません。
自分の力を誰かのために使い、喜ばれることで、結果としてお金が得られる。
それは、自分の存在を証明する行為であり、
人生を自分の手に取り戻す方法でもあります。
「50代だから」と遠慮する必要はありません。
今から始めた人が、これからの10年を変えていくのです。
この記事を書いた人|ミライジュウ
メディア関連企業の業務部長。ラジオ演出30年の経験を経て、
「50代からでも“1円を生む力”は育てられる」と信じて発信中。
毎朝4時起きでランニング・筋トレ継続中。
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