「まず行動」では続かない理由
「まず行動しろ!」は耳タコなほど聞くアドバイスですが、現実には続かないことが多い。ダイエットも資格勉強も、食事改善も、将来自分の力で稼ぐための行動も同じです。最初の勢いはあっても、気がつけばペースダウンしてしまう。それは意志が弱いからではなく、脳の仕組み上、意志力は長く持たないようにできているからです。
脳科学によれば、意志力は“バッテリー”のように消耗します。「やる気が出たらやる」では、脳は先延ばしを選びやすくなります。だからこそ、意志力に頼らず“勝手に続く”仕組みを作ることが必要なのです。
週一から始めた朝ランニング習慣
私は2017年から毎朝4時半起きで5kmランニングを続けていますが、最初から毎日走っていたわけではありません。最初は週に1回から始め、徐々に回数を増やしました。時間を固定し、朝起きたら着替えるまでの動作をルーティン化。これを繰り返すうちに、走らない日があると逆に落ち着かない状態になりました。
天候や体調で走れない日もありましたが、「完全にゼロの日を作らない」ことを意識しました。ストレッチだけ、短距離だけでもいい。この緩い許容範囲が、習慣を長く続けるためのクッションになりました。
資格勉強も同じ方法でクリア
50歳を過ぎたころ、まだ副部長として業務量が多い時期に、簿記3級・2級、FP3級・2級を3〜4年かけて取得しました。方法はシンプルで、朝と夜、そして休日のすき間時間を固定して学習時間にあてること。やる時間と場所を決めてしまえば、机に向かうまでの意志力は不要です。
試験日を先に決め、逆算して学習計画を作り、その計画を日々の生活に溶け込ませる。合格という小さな成功体験が積み重なり、次の勉強へのモチベーションも自然に生まれます。
意志力ゼロで回る習慣化の設計図
習慣化のコツは、脳に「これは特別なことではない」と思わせることです。そのためには以下の3つを意識します。
・小さく始める(行動ハードルを極端に下げる)
・時間・場所・やり方を固定化する(脳の自動化回路を作る)
・成果を見える化して自己報酬を増やす
これらを繰り返すと、行動が“意志の決断”から“自動運転”に切り替わります。中断してもリスタートの条件を決めておけば、習慣は再び動き出します。
習慣化は自分の稼ぐ力への投資
健康維持や資格取得だけでなく、将来自分の力で稼ぐための行動も、同じ習慣設計で続けられます。意志力の強弱ではなく、続けられる仕組みを持つかどうかがすべてです。
今日の小さな行動は、未来の自分を支える資産になります。大切なのは「まず行動」ではなく、「続く形を最初に作る」こと。それが、50代からでも新しい力を手に入れるための一番確実な方法です。
この記事を書いた人|ミライジュウ
メディア関連企業の業務部長。ラジオ演出30年の経験を経て、
「50代からでも“1円を生む力”は育てられる」と信じて発信中。
毎朝4時起きでランニング・筋トレ継続中。
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