【悪用厳禁】スタンフォード式・コンテンツ販売を爆進させる「行動デザイン」の正体とは?

どれだけ丁寧に作ったコンテンツでも、反応がいまひとつ伸びない時があります。
LPを読み返しても悪くないように見えるのに、購入ボタンだけが押されない。
そんな場面は、多くの発信者が経験します。

ただ、そこで「自分の実力不足だ」と決めつける必要はありません。
売れない理由の多くは、あなたのセンスではなく、もっと根本的な部分──
「人が動く仕組み」を外しているだけです。

スタンフォード大学のB.J.フォッグ博士は、人が行動する理由を「B=MAP」という一つの公式にまとめました。
この仕組みを理解しているかどうかで、販売の成果は大きく変わります。

人が動く仕組みは「B=MAP」で説明できます

フォッグ博士が示した公式は、とてもシンプルです。

B = MAP
モチベーション(M)
簡単さ(A)
きっかけ(P)
この3つがそろった時、人は行動します。

多くの販売者は、商品の魅力やストーリーなど「モチベーション」を高める部分に力を入れます。
もちろん大切ですが、行動デザインでは「A=Ability(簡単さ)」のほうが強く作用します。

どれだけ欲しくても、面倒に感じた瞬間に人は離れます。
逆に、そこまで強く欲していなくても、簡単なら行動してしまう。
日々なんとなくSNSを開いてしまうのも、この仕組みが働いているからです。

モチベーションは“波”で動きます

人のモチベーションは一定ではありません。
日によって、自分でも説明できないほど大きく揺れます。

だからこそ、大事なのはモチベーションを無理に上げることではなく、
「いま相手がどんな心理状態にあるのか」をつかむことです。

未来の変化をイメージできるタイミングや、
抱えている悩みから解放される瞬間を感じた時、
人は自然と行動に向かいます。

商品そのものの説明より、
「その商品を受け取ったあとの未来」を描くほうが、行動につながりやすくなります。

売れるかどうかの大半は“簡単さ”で決まります

行動デザインで最も重要なのが「A=Ability(簡単さ)」です。

入力項目が多い。
手続きに何ステップも必要。
価格がいきなり高い。

こうした“少しの面倒”が積み重なるだけで、行動率は大きく下がります。

だからこそ、行動は小さく分けることが効果的です。
無料プレゼント、ライトな導入版、LINE登録など、
「とりあえずやってみよう」と感じられる小さな一歩を用意するだけで、販売動線は滑らかになります。

行動デザインが推奨する Tiny Habit(小さな習慣)は、まさにこの考え方です。

きっかけがなければ、行動は生まれません

モチベーションがあり、簡単さも整っていても、最後の“きっかけ(Prompt)”がなければ行動には至りません。

「詳細はこちら」
この言葉は、目的地がわからず不安を与えます。

「今すぐ無料で受け取る」
「30秒で登録できます」

こうした文言は、未来を具体的にイメージできるため、行動の背中を押します。
締め切りや限定も、この“きっかけ”を強める要素です。

売れる動線は、驚くほど自然に進めます

売れているLPには、読んだ瞬間に流れるように先へ進める“滑らかさ”があります。
これは文章表現の巧さではなく、行動の設計が整っているからです。

M・A・Pのどれか一つでも欠けていると、たちまち離脱が起きます。
逆に、この3つが揃っていれば、文章が完璧でなくても動線は強くなります。

まずは申し込みフォームの「手間」をひとつ減らしてみてください

行動デザインの基本は、大きく変えないことです。
必要なのは、小さな改善を積み重ねる姿勢です。

今日やってみてほしいのは、たった一つ。

申し込みフォームの手間を一つだけ減らすこと。

入力項目を減らす。
ボタン文言をわかりやすくする。
CTAを一つ追加する。

ほんの小さな変更ですが、行動率は確実に変わります。

売れないのは、あなたに能力がないからではありません。
人が動きやすい「設計」になっていなかっただけです。

行動デザインを取り入れると、販売動線は驚くほどスムーズになります。
“気合いで売る”のではなく、“仕組みで売る”。
これがこれからのコンテンツ販売のスタンダードです。

この記事を書いた人|ミライジュウ

メディア関連企業の業務部長。ラジオ演出30年の経験を経て、
「50代からでも“1円を生む力”は育てられる」と信じて発信中。
毎朝4時起きでランニング・筋トレ継続中。
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