成功者が何度も繰り返す「当たり前」の言葉
「まずは行動を起こそう」
「失敗を恐れずチャレンジしよう」
「自己投資が人生を変える」
自己啓発本やビジネス書で、何度も見かけるこれらの言葉。
耳にタコができるほど聞いてきた人も多いと思います。
でも、これだけ多くの成功者が同じことを繰り返すのは、
そこに“変わらない本質”があるからです。
ただ、私たちは頭では理解していても、なかなか行動に移せません。
なぜなのでしょうか?
人が行動できない最大の理由は「恐れ」
私たちは「恐れ」と「不安」によって、現状から一歩を踏み出せなくなります。
たとえばこんな思考が浮かびます。
「うまくいかなかったらどうしよう」
「恥をかいたら嫌だ」
「家族や友人に反対されるかもしれない」
「そんなことして何になるの?」と笑われるかもしれない
でもよく考えてみると、これらの言葉は実際に誰かに言われたわけではありません。
私たちの頭の中で、自動的に再生される“想像上の反応”なのです。
私自身、若い頃に何度もこの想像に負けて、やりたいことを諦めてきました。
やっておけばよかったと思うことばかりでした。
「今の快適ゾーン」が、変化を拒む本当の理由
私たちの脳は変化を嫌います。
たとえ今が不満だらけでも、慣れ親しんだ状態のほうが安心だからです。
新しいことに挑戦するのは、脳にとって“未知=危険”。
だから、行動しないようにブレーキをかけてくるのです。
意志の強さではありません。
これは、生き残るための本能的な反応なのです。
それでも行動できた人は、何をしていたか?
成功者たちは、恐れを感じなかったわけではありません。
ただ、それでも動いたのです。
共通する行動はこうです。
・完璧を求めず、できることから小さく始める
・結果よりも“動いた自分”を評価する
・最初から周囲の理解を求めず、自分の感覚を信じる
・動いたあとは、フィードバックを冷静に受け取る
つまり、彼らは“恐れながら行動する術”を身につけていたのです。
自分に問いかけるだけで、一歩が軽くなる
想像上の「誰かの否定」を気にしてやめたこと。
それは本当に、あなたが望んでいなかったことでしょうか?
「自分は何をやりたいのか?」
「なぜ、それをやりたいのか?」
「それを通して、どうなりたいのか?」
この3つを、自分に問いかけてみてください。
それだけでも、他人の声より、自分の声が大きくなってきます。
まとめ:「やらない言い訳」より、「やってみて話そう」
行動しなければ失敗はしません。
でも、何も変わりません。
そして「行動して失敗すること」は、
「行動せずに後悔すること」よりも、圧倒的に価値があります。
小さくても、一歩を踏み出す。
それだけで、人生は少しずつ動き始めます。
この記事を書いた人|ミライジュウ
メディア関連企業の業務部長。ラジオ演出30年の経験を経て、
「50代からでも“1円を生む力”は育てられる」と信じて発信中。
毎朝4時起きでランニング・筋トレ継続中。
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