「学んだことは、アウトプットしなければ定着しない」
これは、読書や資格の勉強を通じて、私が実感してきたことです。
私はこれまで「7つの習慣」や「嫌われる勇気」のような“考え方”の本が好きで、日々の読書を習慣にしています。
また、簿記2級・FP2級の資格も取得し、ポッドキャスト(stand.fm)では80回以上の配信を続けてきました。
けれど、そんな私でも一度挫折したのが「ブログ」でした。
「何を書けばいいかわからない」「続かない気がする」――そんな理由で、途中で止まってしまったのです。
でも今、再びブログを書こうと決めました。
その理由は、「ブログは最もシンプルで、記録として残るアウトプット」だからです。
今回は、そんな私がブログを習慣にするために意識していることを3つに絞ってお伝えします。
「書きたいけど、続かない…」と感じている方の参考になれば嬉しいです。
なぜ“ブログ”というアウトプットなのか?
音声配信(ポッドキャスト)やSNSも使ってきましたが、
ブログには“じっくり考えて、言葉にする”という力があります。
特に私は、思考を整理するのに「書く」ことが効果的だと感じています。
文字にすることで自分の本音が見えてきたり、「あれ、自分はこんなことを思ってたんだ」と気づくこともあります。
ブログは、記録として残せることも大きな魅力です。
過去の自分の考えをあとから読み返すと、「成長の軌跡」や「考えの変化」が見えてきます。
まさに、自分自身の“思考のログ”とも言えるものです。
習慣化のために意識している「3つの考え方」
ブログを書くときに、以前の私は「ちゃんとしたことを書かなきゃ」と思い込んでいました。
でも今は、その意識を少し変えています。
1つ目は、「完璧を目指さない」こと。
読みにくいところがあっても、長文じゃなくてもOK。まずは出すことが大事だと思っています。
2つ目は、「誰かのために書く」よりも「自分のために書く」という意識。
アウトプットすることで記憶が深まり、理解が定着する。これは自分のための行動です。
3つ目は、「書く」ではなく「残す」と考えること。
1文字でも残れば、それは今日の自分の成果。そう思えば、気持ちがラクになります。
ブログを続けるための「仕組み」
私は毎朝4時に起きて、ランニング5km+筋トレをしています。
その流れに乗せて、ブログも“朝のルーティンの一部”に組み込むことを意識しています。
たとえば、ランニング後に15分だけ下書きに取り組む。
思いついたアイデアはスマホのメモに書いておき、時間があるときにパソコンで清書する。
このように「時間帯と作業の役割を分ける」と、ハードルがグッと下がります。
また、ネタ帳を持つようにしてから、「書くネタがない」という不安も減りました。
読書中に気づいたこと、日々の出来事、話したいテーマなど、気軽に書き留めています。
ブログは“自分と向き合う習慣”
ブログは誰かのためだけでなく、自分自身を理解するための時間でもあります。
読書で学んだこと、資格の知識、感じたことをアウトプットすると、
「本当は自分はこう思ってたんだな」「これは大事にしたいことだな」と、内側の声が明確になってきます。
日記とも違って、公開される前提があることで、
自分の中で“言葉を選ぶ力”や“整理する力”が自然と鍛えられるのもブログならではです。
ブログは、未来の自分へのメッセージ
「何を書こう」「読まれるかな」と迷っても、
一行でも書いて、残せば、それは未来の自分への“記録”になります。
書いたことで変わる自分がいて、
それがまた次の一歩を後押ししてくれる――。
ブログは、自分と人生を整えていく静かな習慣だと、私は思っています。
この記事を書いた人|ミライジュウ
メディア関連企業の業務部長。ラジオ演出30年の経験を経て、
「50代からでも“1円を生む力”は育てられる」と信じて発信中。
毎朝4時起きでランニング・筋トレ継続中。
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