「自分にはまだ無理かもしれない」「売れる気がしない」
――そんなふうに、未来をイメージした瞬間にブレーキがかかってしまうことってありませんか?
副業でも、発信でも、サービス提供でも、「自信がないから始められない」という悩みはとても多いものです。
でも考えてみてください。何かを始めたばかりの人に、自信なんてあるはずがないんです。
じゃあ、どうすればこの悪循環から抜け出せるのか?
その鍵は、「未来の自分」にあります。
なぜ自信がないと行動できないのか?
そもそも、私たちが“やろう”と思ったことにブレーキをかけてしまうのは、
「自信がない」という感情のせいです。
もう少し正確に言えば、それは「自己効力感(エフィカシー)」の不足。
これは、「自分ならできる」「未来の自分が乗り越えられる」という内なる感覚のことです。
このエフィカシーが低いと、失敗を恐れてチャレンジできなかったり、
「やっぱり自分には無理かも…」と途中であきらめてしまう原因になります。
一方、行動を続けられる人というのは、必ずしも“今の自分”に自信があるわけではありません。
彼らは、「未来の自分ならできる」と信じているのです。
未来に希望を持てるからこそ、今の自分にもチャンスを与える。
その差が、行動力や挑戦の第一歩につながっているんですね。
行動 → 習慣 → 環境が、自信を育てる
「未来の自分に自信を持とう」と言われても、
どうすればそんな自信が生まれるのか分からない――そう感じるかもしれません。
ここで大切になるのが、「行動 → 習慣 → 環境」の流れです。
◆ 行動が“最初のスイッチ”になる
自信を持つためには、何かひとつでも「できた」と思える経験が必要です。
たとえば、ブログ記事を1本書いた、ランニングを3日続けた、音声配信を初めて投稿した──
たとえ小さなことでも「やった」という実感が、自信のタネになります。
◆ 行動は「習慣化」しなければ続かない
行動は一度きりでは終わってしまいます。
それを繰り返すには「習慣」にしてしまうのが近道です。
習慣化ができると、「自分は続けられる」という自信が積み上がっていきます。
(※詳しくは過去記事「習慣化は意志ではなく仕組みで決まる」もどうぞ)
◆ 習慣は「環境」によって支えられる
そしてその習慣を定着させるには、環境がとても重要です。
静かに集中できる場所、応援し合える人間関係、自分を整えるための空間や時間。
こうした環境が整っていないと、いくら気合いで頑張ろうとしても、挫折しやすくなります。
環境を整えると、行動が変わる
行動は気合いでは続きません。むしろ、環境を整えることで自然と行動しやすくなります。
◆ 人間関係の環境
- やる気を削ぐ“ドリームキラー”がいないか?
- 自分よりも少し先を進んでいる人と関われているか?
周囲の人の言葉や価値観は、想像以上に自分の行動を左右します。
◆ 物理的な作業環境
「50代で既婚者で子どもがいて、自分の部屋を持っている人」がどれくらいいるでしょうか?
家の中に集中できる場所がない人も多いはず。
そんなときは近所のカフェでもOK。
自分が落ち着けて、思考が整い、作業に没頭できる空間を見つけることが大切です。
セルフイメージが変わると、人生が変わる
セルフイメージとは、自分が自分をどう見ているかという認識のこと。
このイメージが変わると、行動も、選択も、結果も変わっていきます。
◆ アファメーションは“脳のプログラミング”
「自分はできる」と言葉にするだけで、脳のフィルター(RAS)は“できる証拠”を探し始めます。
いわゆるカラーバス効果です。
◆ 小さな実績が“自信の土台”になる
「自信がついたら行動する」のではなく、
「行動して、小さな成果を積むことで、自信が生まれる」のが真実。
ブログ1記事、音声配信1回でもいい。
「できた」の記憶が、セルフイメージの土台になります。
◆ セルフイメージが上がれば、世界が変わる
セルフイメージが変わると、言葉・人間関係・発信のすべてが変わります。
「自分はこの道でいいんだ」と、自信を持って進めるようになるのです。
この記事を書いた人|ミライジュウ
メディア関連企業の業務部長。ラジオ演出30年の経験を経て、
「50代からでも“1円を生む力”は育てられる」と信じて発信中。
毎朝4時起きでランニング・筋トレ継続中。
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